植物の北限と南限が交差するこの島では
路地でバナナやマンゴーなど
南国の作物が育つ一方で、
コシヒカリやお茶などの作物も育つ。
近年は安納芋(糖度がとても高いサツマイモ)
が有名だが、
基幹作物であるサトウキビや
日本一早い一番茶、
フリージアの球根は日本一の生産地、
ポンカンやタンカン、
マンゴーやパッションフルーツなど、
肥沃な農地と温暖な気候を活かした農業が
盛んで実り豊かな島。
この島は、他の離島と比べて
比較的に平地が多く、
農業に適した土地が多い。
平らな島であるにもかかわらず、
水にも恵まれ、
田園地帯は島を感じさせない風景だ。
日本書紀に、この島はお米が
1年で2度取れる豊かな島と紹介されている。
その昔から豊かな島「たねがしま」。