③受け継がれる職人技

味にこだわった「食べる黒糖」を作るには、

絶妙な温度管理の技術が必要となります。

サトウキビの搾汁液が100度を超えて

水分蒸発し始めると、

次第に液の温度が高まります。

120度超えた段階で、黒糖独特の

フレーバーが出てカラメル色に染まりますが、

125度を超えると熱変性が起きて

焦げ付き始めます。

そのため、液の温度を

「120〜125度にコントロールする技術」

とても重要となります。

非常に繊細な温度コントロールを、

職人は五感で判断します。

温度計に頼らず液の状態で見極めます。

・粘度

・抵抗感(エブリ等の道具を用いた)

・蒸発音

・香り

・水蒸気等目視