「明日を目指して、変わりつづける」

丁寧に収穫したさとうきびを搾汁し、

三段登窯(のぼりがま)で加熱。

かき混ぜるヘラから伝わる

抵抗、香り、味、音、色。

五感を研ぎ澄まし、鍋に移す瞬間を見極める。

我々は、先代が守りつづけた

伝統の火を次世代に繋ぐために、

変化を恐れず変わりつづける。

持続可能な農業への転換、

更なる品質管理の向上とおいしさを求めて。

種子島の太陽をいっぱい浴びたサトウキビ

機械で収穫すると、

虫食いや雑味の混ざる部分があるため、

美味しい「完熟した茎部分」のみを

手間暇かけて

一つ一つ丁寧に手作業で収穫してゆく。 

「コク」「旨み」「程よい甘さ」

絶妙な味のため、

他の離島で作られるものと比較して、

糖度が7〜9度低いサトウキビを使用。

黒糖に仕上がっていく段階で

ミネラルのバランスが調整される。

「三段登窯 舟形鉄平釜」伝統製法

「フレーバー」「カラメル色」「コクと旨み」

が出るのは、  

燃えている薪の火力と、

薪が燃えた後の燠(オキ)による

遠赤外線効果のため。

これが沖ヶ浜田黒糖の味の決め手。

この精密に設計された登窯(のぼりがま)は

種子島 島内の

「沖ヶ浜田集落内の二ヶ所にのみ現存」し、  

釜を温めるための燃料は” 薪のみ ”。

職人技「五感による温度管理と黒糖作りにかける情熱」

搾汁液の温度を

「120〜125度にコントロールする」のは

味にこだわった「食べる黒糖」を作るため。

非常に繊細な温度コントロールを、

職人は五感で判断し、

温度計に頼らず液の状態で見極める。

 

甘さ控えめ。美味しい。身体にいい。

種子島沖ヶ浜田(おきがはまだ)の黒糖は、

昔から種子島では「生活の一部」として、

常に黒糖の味と質が追求されてきたため、

そのまま食べるほど美味しい。

また、白砂糖とは違いミネラル成分が

多く含まれていることも特徴 *。

・カリウム

(脱水症予防、高血圧予防、食欲不振改善など)

・カルシウム

(動脈硬化予防、糖尿病予防、骨粗鬆症予防など)

・鉄

(貧血予防、疲労回復、コラーゲンの生成など)

・亜鉛

(免疫機能障害改善、ホルモンバランスの調整など)

(* 出典1〜9参照)