①手作業を極めたサトウキビ収穫

沖ヶ浜田地域では、種子島で開発された

サトウキビ「黒海道」を主に使用しています。

これは他の離島で作られるものと比較して、

7〜9度糖度が低いのが特徴です。

昔から種子島では「生活の一部」として

黒糖の味と質が追求されてきました。

糖度が低いサトウキビであったからこそ、

沖ヶ浜田の黒糖の美味しさが

育てられたのです。

黒糖に仕上がっていく段階で糖度が抑えられ、

ミネラルとのバランスが調整されることで、

「コク」「深み」「程よい甘さ」

絶妙な味となります。

また機械で収穫すると、

糖度が低く雑味の混ざる部分や

虫食い、折れキビなど

不良品も混ざってしまうため、

時間と労力をかけて

一つ一つ丁寧に収穫していきます。

手間暇かけてサトウキビの両端をカットし、

美味しい「完熟した茎部分のみ」

使うことにこだわっています。

美味しい黒糖作りは

手作業を極めたサトウキビ収穫から

始まります。

黒糖作りに使用する「完熟した茎部分」以外は

畑の雑草やサトウキビの搾りカス、

搾汁のアクなどと共に、全て堆肥として

サトウキビ畑に返します。