この製法は昔から琉球列島各地に
あったと言われていますが、
今現存しているのは種子島 島内の
「沖ヶ浜田集落の二ヶ所のみ」。
精密に設計された登窯(のぼりがま)。
一番釜のみ直火、残り2つの釜は
火流で煮上げられるのが特徴です。
また、一番釜を温めるための燃料は
” 薪のみ ”であることも大きな特徴。
ガスや石油を一切使用しません。
燃えている薪そのものの火力と、
薪が燃えた後の燠(オキ)による
遠赤外線効果によって、
サトウキビの搾汁液の温度を安定させます。
この火力の調整によって、 独特の
「フレーバー」「カラメル色」
「コクと旨味」が出るのです。