- 会社名 種子島沖ヶ浜田黒糖生産協同組合
- 所在地 鹿児島県西之表市伊関1115番地
- 連絡先 info.kokutoutanegashima@gmail.com
- 代 表 沖田 重利
- 組合員 8名
- 生産者 4軒
- 設 立 2018年12月5日
ご挨拶
種子島沖ヶ浜田黒糖生産協同組合
代表理事 沖田 重利
コンセプト
「明日を目指して、変わり続ける。」
丁寧に収穫したさとうきびを搾汁し、
三段登窯(のぼりがま)で加熱。
かき混ぜるヘラから伝わる
抵抗や香り、味、音、色。
五感を研ぎ澄まし、
鍋に移す瞬間を見極める。
我々は、先代が守りつづけた
伝統の火を次世代に繋ぐために、
変化を恐れず変わりつづける。
設立に至るまで
沖ヶ浜田の黒糖作りは、
100年以上続く伝統製法である。
1960年頃までは国が管轄し、
種子島には300ヶ所以上の砂糖小屋があった。
しかし、製糖工場建設以来集約され
島内に現存する砂糖小屋は
「沖ヶ浜田集落の二ヶ所のみ」。
これらは任意団体
「沖ヶ浜田黒糖生産者組合」として
沖田重利 会長の下に稼働している。
そのうちの1つが事業協同組合として
法人化し、
「種子島沖ヶ浜田黒糖生産協同組合」を設立。
2018年12月5日に設立認可された。
任意団体、法人とも
組合員農家が自家販売するとともに、
一般市販は事務局から島外などへ販売している。
黒糖の生産量は、各12トン、
全体で約24トンである。
販売金額はトータル2,800万円ほどになる。
6次産業化と後継者育成のビジョン
サトウキビの栽培から畑のメンテナンス、
黒糖生産、販売までの6次産業化を
目指すとともに、
100年以上続く伝統製法「三段登窯」を
次の世代へと継承していくために
歴史を知る先輩方と移住者が一丸となって
取り組んでいる。
また、六次産業化の農家目標は
単なる売上高ではなく、
顧客との人間的な交流も含んだ
強い繋がりを財産とすることである。
近未来の農業の魅力は、
生命産業としての新たな技術として、
有機栽培、手仕事、ワザ、五感と体感、
労働の意味、物作りの喜び、
消費者とのふれあいといった
素晴らしい価値の創造である。
植物・生命の価値を再認識し、
農業を継続できるような報酬の確保、
後継者が生まれるような仕組みを作ることで、
既存の農業のシステム・価値観を
抜本的に変えてゆきたい。